
羅臼昆布は採取から製品になるまで、以前は88もの工程を経ていました。機械化が進んだ現在でも40以上の工程があります。
仕上げまでの工程をダイジェストでご紹介します。
1.昆布採り
昆布漁期間は7月中旬から8月末まで。
浜に白旗が揚ると一斉に漁の開始です。
2.洗う
昆布に付いている泥や小さな貝などの汚れを落とすため、1枚1枚機械で洗います。機械で落とせない場合は手作業となります。
3.干す
洗った昆布を干場(かんば=石を敷きつめた浜)に並べ天日干しします。2~4時間干したら乾燥小屋で温風乾燥します。
4.乾いた昆布を保存
乾燥小屋で乾かした昆布を1本1本取り出し、ムシロで包み番屋で保管します。
5.柔らかくする
乾いた昆布を平らに伸ばすため、夕方外に出してしめりを入れ昆布をしっとりさせます。
6.保管する
昆布の乾燥度を均一にするため、ムシロやシートにくるんで保管します。
7.しわなどを直し保管
昆布を1枚1枚シワや縁の折れなどを直しながら巻き上げ、ムシロやシートにくるみ保管します。
8.平積みにする
巻いた昆布を1枚1枚はがし、大きさ別に分けて平らに積み上げます。
9.天日乾燥する
寝かせておいた昆布を天気の良い日に、数枚重ねて乾燥させます。
10.保管
乾燥を均一にするため、もう一度シートにくるんで寝かせます。このとき、さらにうま味が引き出されます。
11.最終仕上げ
昆布の縁や根元、葉先をハサミで切って形を整え「北海道水産物検査規格」などで定められた等級別に分けます。
12.箱詰め
等級別に正味15キロになるよう箱に詰め、それぞれ等級を表す色のついた紐をかけます。(一等=緑色、二等=赤色、三等=紫色、四等=茶色)
13.出荷
箱詰めされた昆布は、北海道水産物協会の検査を受け、順次漁協に出荷します。

昆布の質を表す要素として「天然」と「養殖」、「黒口」と「赤口」、「走り(漁期の前半に揚る適度な葉厚(実))」と「后採り(ごとり=昆布が成長しすぎて葉が厚くなり堅くなったもの)」があります。同じ等級であれば天然、黒、走りが高品質とされ、「髪姫」白髪用ヘアカラートリートメントに使用している「天然元揃黒走一等」はまさに最高等級の昆布です。